ブータン王国政府がビットコイン価格が7万1000ドルを回復する局面で175BTCを移動した。
ブロックチェーン分析会社アーカム・インテリジェンス(Arkham Intelligence)によると、今回の移動額は約1185万ドルに相当する。アーカムのデータによれば送金は政府の主要な保管ウォレットの一つから行われ、これは先月約680万ドル(約10億円)相当のビットコインを移動させて以来の動きとなる。
2026年に入ってからのビットコイン流出総額は4,200万ドル(約66.7億円)を超えている。アーカムは、ブータンが通常500万ドル(約8億円)から1,000万ドル(約15.9億円)規模で定期的に売却していると指摘。今回の移動もそのパターンに沿った動きとなる。
昨年7月にはわずか数日間で6,000万ドル(約95.3億円)以上を移動させた事例もあった。当時の政府ウォレット残高は11,000BTCを超えていたが、その後保有量は減少している。
現在ブータン政府のウォレットには約5,600BTCが保管されており、市場価格ベースでは約3億8,100万ドル(約605.3億円)規模に相当し、これらの資産は政府系投資会社Druk Holding & Investmentsが管理している。
ブータンのビットコイン準備金は主に水力発電を活用した国営マイニング事業によって蓄積されており、再生可能エネルギーを活用し取引所で大量購入することなく仮想通貨を積み上げてきた。
市場では今回の移動と同時期にビットコインが7万1,000ドルを回復したことも注目された。Glassnodeのデータではスポット市場の取引は低調ながら先物建玉の増加や資金調達金利の変動が確認されている。
ブータンは依然として世界有数の政府系ビットコイン保有国の一つであり小口での定期的な売却を継続している。
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