DeFiデータ分析プラットフォーム「DefiLlama(デファイラマ)」創設者の0xngmi氏が16日、暗号資産プロジェクトのトークン発行に関する分析データを公開し、PMF(プロダクト・マーケット・フィット)到達後にトー […]DeFiデータ分析プラットフォーム「DefiLlama(デファイラマ)」創設者の0xngmi氏が16日、暗号資産プロジェクトのトークン発行に関する分析データを公開し、PMF(プロダクト・マーケット・フィット)到達後にトー […]

トークン発行プロジェクト、死亡率50%高いと判明──DefiLlama創設者が検証

2026/02/16 11:24
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DeFiデータ分析プラットフォーム「DefiLlama(デファイラマ)」創設者の0xngmi氏が16日、暗号資産プロジェクトのトークン発行に関する分析データを公開し、PMF(プロダクト・マーケット・フィット)到達後にトークンをローンチしたプロジェクトは、トークン未発行プロジェクトと比較して死亡率が50%高いことが判明した。

データ分析で判明──トークン発行で死亡率50%上昇

0xngmi氏は16日、Adam氏の投稿を引用リポストし、「これが本当か気になって調べたら、その通りだった」と述べた。

同氏の分析によれば、一定のPMFに達したプロジェクト、具体的にはTVL(総ロック価値)が1,000万ドル超、または月間手数料が100万ドル超のプロジェクトの中で、トークンをローンチしたプロジェクトは、トークンをローンチしなかったプロジェクトと比較して死亡する可能性が50%高かったという。

この数値は、一定の成功を収めたプロジェクトにおいてさえ、トークン発行が長期的な生存率に悪影響を及ぼす可能性を示唆している。

0xngmi氏はさらにツリーで追加投稿し、「高時価総額だが一度も手数料を生成せず死んだプロジェクト、エライザ(Eliza)や他の多数を含めれば、その数字はもっと高くなるだろう」と指摘した。プロジェクトとして活動を始めたがトークンローンチ前に消滅した企業のデータは持っていないため正確な数値は算出できないが、すべてを含めれば率は上がり、トークンローンチが長期的な死亡率を大幅に高めることを意味すると述べた。

0xngmi氏、Xポスト

DefiLlamaは暗号資産・DeFi業界で信頼されているデータ分析プラットフォームの一つであり、TVLやプロトコル分析、チェーン別データ等を提供している。同氏のプロフィールには「金儲けより正しくありたい(Would rather be right than make money)」との信条が記されており、今回の分析もその姿勢を反映したものといえる。

Adam氏の批判──「すべてがローンチパッド」状態

この分析は、Adam氏が同日午前に投稿した業界批判に対する検証として実施された。

Adam氏は「暗号資産プロダクトはトークンが物事を複雑にし、開発者が第一原理から考えることを止めるためスケールしない」と主張。具体例として、2年前のエライザを挙げ、「2年前のエライザは技術的に優れたプロジェクトで、GitHub上で最速の成長を遂げていた。しかし、実際のユーザー問題の解決ではなく、ディジェンスパルタン(Degenspartan)のような投機的なトークン価格操作手法を真似し、コイン価格を吊り上げることに走ってしまった。もし本来の技術開発に集中していれば、業界最速の成長プロジェクトになっていたはずだ」と述べた。

同氏は、暗号資産プロトコル自体はスケールする可能性があるものの、現在は誰も真剣に取り組んでおらず、「すべてがローンチパッド」状態に陥っていると嘆いた。

0xngmi氏が指摘したエライザは、一時高い時価総額を記録しながらも、実際には手数料収入を一度も生成せずに終了したプロジェクトの典型例だ。

こうしたプロジェクトは、トークン価格の投機的な上昇により注目を集めたものの、持続可能なビジネスモデルを構築できず、最終的には市場から消えていった。トークン発行自体が短期的な資金調達手段として機能する一方で、長期的なプロダクト開発やコミュニティ構築を阻害する要因となっている可能性が高い。

Adam氏と0xngmi氏の指摘は、暗号資産業界が直面する根本的な課題を浮き彫りにしている。トークン経済の設計とプロダクト開発のバランスをどう取るかが、今後の業界の健全な成長を左右する鍵となるだろう。

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