市場のボラティリティが継続する中、一部のアルトコインが全体の不透明感にもかかわらず過去最高値をうかがう動きを見せている。記録的高値に近いものもあれば、オンチェーン指標による支援で注目を集めている銘柄もある。
BeInCryptoは、新たな過去最高値を形成する可能性のある3つのアルトコインを分析した。
CCは本稿執筆時点で約0.165ドルで推移しており、過去最高値0.195ドルから18.25%下に位置する。市場全体が弱気な中でも、アルトコインの中では相対的に底堅さを維持。最近の高値圏を守っていることから、市場が安定すれば上昇継続も期待できる状況。
現在、CCは0.176ドルのレジスタンスを下回る水準で、回復への明確なサインを待つ展開。ビットコインとの相関係数は-0.50付近で、独自の値動きを見せている。BTCがさらに弱含む場合、CCは下落圧力を回避し、0.176ドル突破に向けて勢いを増す可能性がある。
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一方で、ビットコインにとって好材料が出る場合は、逆相関の影響でCCには重しとなる可能性がある。その場合、CCは0.155ドルのサポート上での持ち合いが予想される。この水準を下抜けた場合、強気シナリオは否定され、0.142ドル付近まで下落するリスクが出てくる。
RAINはアルトコインの中でも強力なチャート形状を見せており、過去最高値0.0105ドルまで残り16.7%に迫る水準で取引されている。投資家からの支持も厚く、チャイキン・マネーフロー(CMF)の上昇に表れている。CMFの増加は、足元の値動きに迷いがみられる中でも資金流入が継続していることを示す。
資金流入はRAINの価格下落と逆行し、強気のダイバージェンスを形成。売り圧力が弱まり、下支え需要が高まっている構図。資金流入が価格に反映され始めれば、RAINは0.0100ドルのレジスタンスに挑む展開が想定できる。ここを明確に突破できれば、過去最高値への道が開ける。
一方で、テクニカル面のリスクも残る。RAINは上昇ウェッジ内で推移しており、通常は弱気の意味合いを帯びるチャートパターン。投資家のセンチメント変化や市場の再びの悪化が起これば反転の可能性も否定できない。
その場合、RAINは0.0084ドル付近のサポートまで下落して、強気シナリオが否定される恐れ。
ICNTはアルトコインの中でも過去最高値に最も遠い一角であり、0.601ドルまで到達するには0.430ドルから37%の上昇が必要となる。直近の上昇にもかかわらず、いくつものレジスタンスが立ちはだかり、全体センチメント次第では反発の勢いが鈍る余地もある。
ボリンジャーバンドはICNTの価格レンジ内で強く収束し、ボラティリティが高まる前兆を示唆。直近3日で20%の上昇を経ており、強い値動きが見込まれる場面。0.463ドルのレジスタンス突破でさらなる上昇も期待できる。
売り圧力が再燃すれば下落リスクは残る。投資家の利益確定が続くと、ICNTは0.410ドルのサポートを割り込むおそれ。さらに、この水準を失えば一段と下値リスクが強まる。
その場合、ICNTは0.362ドル付近まで下落し、強気シナリオ否定と反発トレンドの鈍化につながる。


