ビットコインは4日も続落し、一時は7万2,000ドルを下回った。現在はさらなる下落圧力を受け、7万ドル付近で非常にきわどい攻防を続けており、市場には緊張が走っている。一方、オンチェーンからはビットコインの本格的な強気相場 […]ビットコインは4日も続落し、一時は7万2,000ドルを下回った。現在はさらなる下落圧力を受け、7万ドル付近で非常にきわどい攻防を続けており、市場には緊張が走っている。一方、オンチェーンからはビットコインの本格的な強気相場 […]

ビットコイン、7万ドル付近できわどい攻防──本格的な強気相場はこれから?

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ビットコインBTCBTCは4日も続落し、一時は7万2,000ドルを下回った。現在はさらなる下落圧力を受け、7万ドル付近で非常にきわどい攻防を続けており、市場には緊張が走っている。一方、オンチェーンからはビットコインの本格的な強気相場の到来を示唆するデータも確認されている。

機関投資家主導の中間的ピーク、真の強気サイクルは未到来

マクロスペシャリストのSykodelic氏は5日、自身のXにて「本物の強気サイクルはまだ始まってすらいない」との見解を示した。

Sykodelic氏が注目するのは、今回のサイクルがこれまでとは全く異なるマクロ背景の中で進行している点だ。過去のビットコイン強気相場は、基本的に流動性拡大や景気拡張局面(PMI上昇期)と重なっていた。しかし今回、ビットコインは長期的な流動性収縮やPMI低迷という環境下にもかかわらず史上最高値を更新している。

これは現物ETFの資金流入、マイケル・セイラー氏率いるストラテジー(旧マイクロストラテジー)による継続的購入、さらには政府・機関投資家の採用など、特殊要因による押し上げの影響が大きい。つまり、純粋な市場循環としての強気相場ではなく、「制度的需要によって形成された中間的な上昇局面」に過ぎない可能性がある。

この仮説を補強する指標のひとつが「Bitcoin Energy Value Oscillator」だ。これは、ビットコイン価格をマイニングに投入されたエネルギー量と比較することで、実質的な過小評価・過大評価を測る指標である。現在、このオシレーターは2012年と2015年に記録された歴史的な低水準付近まで低下しており、エネルギー投入量に対するビットコイン価格の極端な割安状態を示している。

さらにSykodelic氏は、従来の強気相場で見られた典型的な特徴が今回のサイクルでは欠けているという点も指摘する。具体的には、長期RSIの明確な拡大が見られないこと、ボリンジャーバンドの本格的な拡張が起きていないこと、アルトコイン市場全体での新高値更新が限定的であること、そしてビットコインドミナンスが60%付近の高水準を維持している点だ。また、TOTALチャート(仮想通貨全体時価総額)やOTHERSチャートも強気サイクルらしい拡張を示していない。

以上のような要因から、現在までの値動きは「本格的な強気市場」ではなく、機関投資家主導の中間的なピーク(mid-cycle top)であり、流動性の本格的な拡大が伴っていない段階だとSykodelic氏は分析する。

そして、今後訪れる調整は過去のような75%級の暴落ではなく、限定的な下落の後に、本格的な強気フェーズが始まる可能性があるとし「これから、我々が知るビットコインサイクルを超越する展開が起こるだろう」とSykodelic氏は締めくくった。

現在、総悲観ムードに支配されているビットコイン市場だが、パニック売りが続く今こそが、最良のエントリーポイントを探る好機となるかもしれない。

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