BNBチェーンを基盤とするDEX(分散型取引所)のPancakeSwap(パンケーキスワップ)は19日、独自トークン「CAKE
CAKE」の最大供給量を従来の4億5,000万枚から4億枚へと引き下げる提案が、コミュニティ投票により正式に可決されたと発表した。
今回の供給量削減は、2025年4月に導入された「CAKEトークノミクス3.0」の成功を背景としている。CAKEは、同施策による放出量の削減とバーン(焼却)の促進により、2025年を通じて供給量の約8.19%にあたるネットバーンを達成した。
CAKEトークンに関する主要な統計と調整内容は以下の通りだ。
| 調整前・2025年の年初実績 | 調整後・現在実績 | |
|---|---|---|
| 最大供給量(上限) | 4億5,000万CAKE | 4億CAKE |
| 1日あたりの放出量 | 約40,000 CAKE | 約22,250 CAKE |
| 総供給量 | 3億8,000万CAKE | 約3億5,000万CAKE |
新たな最大供給量は4億枚に設定されたが、現在の総供給量(約3億5,000万枚)との差分である5,000万枚は「バッファ」として位置づけられている。運営側は、2023年9月以降続くデフレ傾向を背景に、「このバッファを使用する必要性は低い」と説明している。
今後のプロトコルの成長資金については、追加のトークン放出を行う前に、蓄積されている約350万CAKEの「エコシステム成長基金」を優先的に活用する方針だ。
CAKE価格チャート 出典:TradingView
なお、本発表後もCAKE価格に大きな変動は起きていない。
ただちに価格への影響がある決定ではないものの、同プロジェクトのデフレ施策は、エコシステムの長期的な継続と成長を目指す一手と評価できるだろう。
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